最後まで読んでもらえる広告漫画とは?

広告漫画を導入してみたいけど、ちゃんと読んでもらえて効果が得られるのかな?そんな風に思われている方も多いのではないでしょうか。

ここではナナペンが5年以上に渡り広告漫画を制作した中で、読まれやすい漫画や手に取ってもらえる漫画の為には何を意識したらいいか、と考えたことをお伝えします。

あくまでも「広告漫画の場合は」というお話です。

テーマと絵が合っていること

これは一番大切なことだと考えています。ターゲットユーザーが若い女性なのに線の太い青年誌タッチや、中高年の男性向けなのに可愛いデフォルメタッチなど、訴求したいテーマと絵の雰囲気が合っていなければ読んでもらえません。

当然のように思いますが、意外にテーマと絵柄のマッチができていない漫画があるように感じます。これはとても勿体無いことで、世の中やWEBの世界にはたくさんの情報が溢れており、ユーザーは瞬時に自分が求めているものかどうか判断します。パッと見たビジュアルが自分には関係なさそうだと一瞬でも思ったら、漫画は読んでもらえません。

売りたいサービス、ターゲットに合った漫画家を探しましょう!

ナナペンは、一人でイラストや漫画を描いているので幅広い絵柄をご提案できる訳ではありませんが、テーマに合ったタッチを意識しながら広告漫画を制作しています。

安っぽく見えないこと

きちんとした漫画の体裁をとって描かれていても、安っぽく見える漫画は商品の信頼感の低さに繋がります。さて、安っぽく見える漫画とはどんなものでしょうか?

きっと絵が雑で、描き手の愛情が漫画から感じないことではないでしょうか。絵面の良くない漫画は魅力的に感じらず、最後まで読まれない可能性が高いと思っています。

魅力的な絵柄・ビジュアルで人の目を引き、ユーザーにまずはクリックしてもらう、まずはページをめくってもらいましょう!人の目を引く、という意味で漫画はとてもいいツールなのです。

素敵な漫画でユーザーを惹きつけ、商品を思う存分アピールしましょう!

アクが強くないこと

広告漫画は書籍の挿入イラストと求められるところが似ています。あとテレビ局のアナウンサー。

広告漫画は商品のPRがメインだし、書籍なら本文、アナウンサーならニュースを伝えるのがメインです。

アクは個性とも言えますが、個性が強すぎるイラストが書籍に挿入されてると、そっちに眼が行きませんか?私はそうです(ジャンルによっては必要でしょうが)。見た目の個性が強すぎるアナウンサーだと、そればかりが気になってニュースが耳に入ってきません。

漫画家として個性は大切にしたいけれど、広告漫画の場合はあくまでも商品をPRするための二次的な役割。ナナペンでは、皆さんに気軽に読んでもらえるような絵柄を心掛けています。

テキスト量が多くないこと

ずばり、セリフやモノローグが多い漫画って読む気が失せませんか…。

私は自分が漫画描きのくせに、セリフや説明が多い漫画は名作と言われていても読むのが面倒になってしまう方です。それでも商用誌で面白いと定評のある漫画であれば読まれるでしょう。

しかし広告漫画は違います。一回限りのものが多く、ユーザーにとっては初見のものがほとんどです。絵柄と同じく、パッと見で「読みづらそう」と思われたら読んでもらえません。とあるWEBマーケティング会社の方から聞きましたが、現代の特に若い世代はサイトのテキスト量が多いと、それだけで読んでくれないそうです。

もし漫画だけで商品を十分にアピールしたいのであれば、コマ数を十分に用意することが必要です。もちろん予算の都合もあるので、その場合は漫画で全てを説明しようとはせず、まずは読者の目を引きつけるためのものと位置づけ、他の部分でビジュアル的に工夫しながらアピールするのが良いでしょう!

…て、このページもテキスト量多いな。

まとめ

以上は先に述べましたように、「広告漫画の場合」です。エンターテイメント向けの漫画であれば絵柄のアクの強さは作家の味になるでしょうし、ストーリーのジャンルによってはテキスト量が多くなります。

ナナペンでは広告漫画も制作しますが、企画漫画(例えば「マンガでわかる〇〇シリーズ」みたいな漫画のこと)も手がけています。その場合は、キャラクタを考案し物語として面白くなるように描きます。むしろ私のアク・個性を嫌われない程度に?出すのが必要だと思っています。

小さな広告漫画から、ストーリーもの漫画まで。ナナペンで制作しませんか?